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この記事で分かること
- ネットショップの特商法表記に、DMMバーチャルオフィスの住所を使った実際の料金
- 1つの契約で2店舗分の住所を使う方法(宛名追加)
- お客さまが連絡なしに送ってくる返品を、取りこぼさない仕組み
- DMMの審査にかかった日数
- 向いている人・向いていない人
私の使い方:アパレルのネットショップ2店舗
私はレディースアパレルのネットショップを2店舗運営しています。1店舗はBASE、もう1店舗はShopifyです。
ネットショップには、特定商取引法にもとづいて住所と電話番号を表示する義務があります。自宅の住所を全国に公開するのは避けたかったので、2店舗ともDMMバーチャルオフィスの住所を載せています。
DMMを選んだ理由は「安さ」と「大手の安心感」
以前は別のバーチャルオフィス(ワンストップビジネスセンター)を使っていました。エコノミープランで1店舗あたり月5,280円(税込)、2店舗だと月10,560円かかっていました。
DMMに乗り換えた理由は2つです。
- 料金が安い:住所利用だけなら年間契約で月660円から使えます。
- 大手が運営している:住所はショップの信用に直結します。運営会社がなくなって住所が使えなくなる心配が少ないのは大きいです。
実際の請求額(2026年9月・10月の明細)


| 月 | 内訳 | 金額(税込) |
|---|---|---|
| 2026年9月 | 宛名追加(2店舗目)1件 | 1,650円 |
| 2026年10月 | 宛名追加(2店舗目)1件 | 1,650円 |
| 荷物の受取手数料(1件) | 330円 | |
| 定期転送の郵送料 | 1,230円 | |
| 合計 | 3,210円 |
毎月の明細に出てくるのは、追加料金と実費だけです。プランはミニマムプランの年間契約(月660円、年7,920円を一括前払い)で、2026年2月から使っています。基本料金は契約時にまとめて払っているので、月の明細には出てきません。
普段の私は「いつまで続けるか分からない」ので月払いを選ぶ方です。ただDMMのミニマムプランは年間契約しかなく、それでも以前の月額より安かったので年払いにしました。
2店舗目は「宛名追加」で月1,650円
DMMの基本料金(ミニマムプランなら月660円)には、屋号1つ分の登録が含まれています。2つ目の店舗名を受け取り先に加えるには「宛名追加」というオプションを使い、1件あたり月1,650円が上乗せされます。
私の場合、2店舗分の住所が月660円+月1,650円=月2,310円で済んでいます。以前は2店舗で月10,560円だったので、月8,250円、1年で約99,000円安くなりました(別途、入会金5,500円と、荷物の受取・転送の実費がかかります)。
注意: 契約した店舗名以外の事業やサイトで住所を使うときは、宛名追加が必要か事前に確認してください。
一番助かっているのは「返品が勝手に届く」問題
ネットショップをやっていると、お客さまがショップに連絡せず、いきなり商品を送り返してくることがあります。こうした荷物は見落としやすく、気づかないうちに処分されてしまうと、返金の対応もできません。
DMMには定期転送があり、届いた郵便物や荷物が週1回まとめて転送されてきます。連絡のない返品も破棄されずに手元に届くので、これには本当に助けられています。
荷物の受け取りには、1件あたり330円の受取手数料と転送の送料がかかります(10月の明細の330円と1,230円がこれです)。
転送のタイミングは会員サイトで自分で決められる

届いた郵便物や荷物をいつ転送してもらうかは、会員サイトの「転送カスタマイズ」で選べます。
| 転送タイミング | 料金 |
|---|---|
| 基本設定(毎週水曜日) | 0円 |
| 日にち指定(月1〜4回) | 0円 |
| 曜日指定 | 0円 |
| 毎日 | 月1,650円 |
私は基本設定(毎週水曜日)のままです。返品はお客さまへの返金に関わるので、週1回まとめて届くだけでも、放置されるよりずっと安心です。
変更は毎月23日までに申請すると翌月から反映されます。24日から月末は申請できないので注意してください。
会員サイトでできること

契約プランの変更、転送のカスタマイズ、支払い方法の変更、法人契約への切り替え、解約申請まで、会員サイトで手続きできます。
特商法の表記には電話番号も必要です。私は使っていませんが、DMMの会員サイトからは「Co.Tel」という電話番号サービスにも申し込めます。料金はバーチャルオフィスとは別に、登録したクレジットカードに請求されます。申込時には専用アプリでの本人確認(eKYC)があります。
DMMの審査は申し込みから2日
DMMバーチャルオフィスは、申し込み後に利用の審査があります。私の場合は、申し込みから2日後に審査完了の連絡が来ました。申込時に書いたのは、ショップのURLくらいだったと記憶しています。
住所を載せたあとも、2つのショップの運営でこの住所が問題になったことはありません。
契約前に知っておきたい注意点
- 年間契約は一括前払いで、途中で解約しても返金されません。
- 入会金が5,500円かかります。
- ミニマムプランは、受け取れる荷物が限られます。 返品・返送品と、個人事業主の税金関係の書類だけです。仕入れの荷物などを受け取りたいならベーシックプランが必要です。
- 支払いはクレジットカードのみです。
- BASEの個人ショップは、そもそもバーチャルオフィスがいらない場合もあります。 BASEには、個人ならショップの住所と電話番号を非公開にできる機能があります。ShopifyやBASEの法人ショップ、自社サイトでは自分で住所を用意する必要があります。
料金の比較(2026年10月時点・各社公式サイト)
住所だけ使うプランは、DMMもGMOオフィスサポートも月660円で同じです。ただし、郵便物や荷物を受け取れるかどうかが大きく違います。
| DMM ミニマムプラン | GMOオフィスサポート 転送なしプラン | GMOオフィスサポート 週1転送プラン | |
|---|---|---|---|
| 月額 | 660円(年間一括7,920円) | 660円 | 2,750円 |
| 初期費用 | 入会金5,500円 | 0円 | 0円 |
| 郵便物・荷物の受け取り | 返品・返送品と税金関係の書類は受け取れる | 受け取れない | 受け取れる |
| 転送 | 週1回(曜日・日にち指定も0円) | なし | 週1回 |
| 法人登記 | できる | できない | できる |
ネットショップでは、連絡なしの返品がいつ届くか分かりません。住所が使えるだけで郵便物を受け取れないプランだと、返品の荷物を取りこぼすおそれがあります。私がDMMのミニマムプランを選んで良かったと感じている一番の理由がここです。
※GMOオフィスサポートは料金改定を予定していると公式サイトに書かれています(2026年10月時点)。申し込む前に各社の公式サイトで最新の料金を確認してください。
こんな人に向いています
- ShopifyやBASEの法人ショップなどで、特商法の住所に自宅を出したくない人
- 複数のショップを1つの契約でまとめたい人
- 連絡なしの返品を取りこぼしたくない人
逆に、仕入れの荷物を大量に受け取りたい人や、毎月払いで気軽に試したい人には、ミニマムプランは合いません。
まとめ
ネットショップ2店舗の住所をDMMバーチャルオフィスにまとめて、月10,560円から月2,310円になりました。一番の収穫は、勝手に届く返品も定期転送で必ず手元に届くようになったことです。

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